「新おしゃべりキッチン」開催報告(1/25:名古屋東エリア)

1月25日㈭に名古屋センターにて、新おしゃべりキッチンを開催しました。

前日からの雪に見舞われましたが、18名の組合員が参加し、皆さん真剣に受講していました。

 ㈱ヤマボシでは、メバチマグロについての講座でした。

 市販のメバチマグロは大西洋、インド洋が漁場で、赤い色目が薄く脂が薄いので色が変わりやすく、美味しそうに見せるためPH調整剤や添加物を加えています。

 一方、消費材は太平洋、ジョンストン沖で良質なエサを食べており、赤色も鮮やかで脂がのっているので、添加物が必要ないと分かりました。

 また市販品は冷凍能力の低い外国船や日本の中古船で漁をしているのに対し、ヤマボシでは-60℃の急速冷凍が可能な日本船で、漁獲から凍結までのスピードも早いので、鮮度のいいものを提供できるそうです。

 次に㈱泰山食品商行では、辛子明太子について学びました。

 一般的に辛子明太子は、添加物が多く含まれる食品のワースト3で、利益優先の食品と言われます。

 原料も未熟卵や崩れた卵が使用され、光沢によって美味しそうに見せる発色剤や、他の添加物と結合すると発がん性物質となる亜硝酸Naなど、多くの添加物が使用されています。

 また、無着色と表示されているものが多くスーパーで見かけますが、合成着色料だけが入っていないだけで、他の添加物、発色剤、グルタミン酸Naが入っているので、むしろ危険で、無着色と言って値段が高くされている場合があるそうです。

 しかし、生活クラブの辛子明太子は、スケソウダラの卵の中でもランクの高い完熟卵を原料としており、とうがらし、食塩、砂糖、昆布だし、ゆずの調味料に夏場は96時間、冬場は120時間漬けて発酵させた安心して頂ける発酵食品だと分かりました。

 最後にお話しを聞いたのが、「森のコーヒー」でおなじみの日東珈琲㈱でした。

 ブラジル・サンパウロ州、ミナスゼライス州に広がるコーヒー農園は、生態系のバランスに配慮された自然林の中にあります。

 一般のコーヒー農園とは違い、ここの樹は通常の20倍ほどに密植し、自然の成長に任せて高く育て、その結果、活発に光合成できるようになり、コーヒーの実が発育することで日影ができるので、農薬散布の必要がなくなります。

 雑草も生えにくくなるので、除草剤も必要なく、さらにミミズなどが土壌を有機肥料にするので理想的な循環が作り出されています。

 また一般の流通とは違い中間業者がなく、顔の見える関係で取引ができるので、生活クラブでは価格を抑えることができることも理解できました。

 それぞれの生産者のお話しで、市販の安いものには必ず理由があり、企業が利益を得るための価格操作がされている現状を認識して、新しい組合員にも伝えていくことが大切だという思いを共有することができた学習会でした。

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