野本健司さん講演会「キレる子どもの食生活」報告

11.26、岡崎市民会館にて「食の安全を考える会代表」の野本さんを講師にお招きし、“キレる子どもの食生活”をテーマに講演会を開催しました。◆人の味覚形成は、まず「甘い」「しょっぱい(辛い)」という本能的味覚に発し、「酸っぱい」「苦い」が後天的に形成される…。「酸味」=腐敗、「苦い」=毒という要素も含まれるため、リスク回避として摂取を拒むという意味もあるということでした。これは動物も同じで、草でも新芽から、「甘い」=「旨い」ものから順に食べるということだそうです。◆「酸味」ミネラル、「苦味」ビタミンの味でもあり、これを摂取するようにさせるためにも、親から子へ、バランスのとれた料理を食べさせ、かつ伝えていく必要があるとのことです。◆さらにこの味覚を覚えさせるのが12歳までにかかっていて、大人になって食べたくなるもの=おくふくろの味の質が決定してしまう…ということでした。つまり、この間、ジャンクフード(ハンバーガー、ポテトチップス、スナック菓子、コーラ等)ばかり食べさせていると「酸味」「苦味」を知らないまま、成長することになり、精神的に不安定な大人になる(ラットは狂暴に…なる)要素が大きいとのことでした。通常、親から子へ、世代から世代へ、季節ごとにその地域で収穫されたものの中で、栄養の偏りなないように“食文化”が形成されますが、移民の国=アメリカでは、出自と根を絶っているため、食文化の根がなく、「甘い」「しょっぱい」味覚に集約され、それがジャンクフードを異常に育む土壌ともなるようです。幸い、日本は、まだ学校給食が子ども時代の食生活の防波堤になっている部分もありますが、アメリカの多くはカフェテリア方式で、甘い味付けをされたもの、好きなものを好きなだけ食べていることから、この問題の根が深いようです…云々。

 

【アンケート】(講演で一番印象に残ったこと)

・12歳までに食べたものが将来も食べたくなる

・食文化

・食事のバランス、小さいときの食事が大切

・リン酸塩のこと(魔法の添加物)、➡過剰摂取で骨からカルシウムが抽出され骨粗しょう症のもと

・大手チェーン、原料はタイ、ベトナム、中国で作られ、冷凍保存で日本に輸入、その際、添加物(リン酸塩等)が使われ、センターキッチンで加工調理され、客に提供される。

・微量元素は毒性があるが、身体にとっては必要。(チェーン等外食過多だと不足する)

・す・こ・や・か・だ➡酢、ごま、野菜、海藻、大豆食品の摂取が大切

・グリセミック指数(食品が血糖値を上昇させるスピードをあらわす指数)

・パスタは長距離やサッカー選手などのアスリート向き…グリセミック指数が低い。瞬発的なエネルギーとその反動の低下の凸凹が小さくなる。

・血糖値の落差が大きいほど、イライラしたり、集中力がなくなる。

・本能の味=甘い、しょっぱい

・甘いものだけを人類は作ってしまった。

・ジャンクフードは甘い、しょっぱい、旨味!なるほど。

・昨今の商品のキーワード:“ふんわり”“やわらか”“ジューシー”…添加物でカサ増しし、実際の量が少なくて済む。大手メーカーにとってコストダウンの戦略にまんまと乗せられている。(ムネ肉、調味液を注入、蒸発しないよう決着剤で固める=ジューシーの秘密)

・添加物は多くても最後に食品表示にのせるため、量が少ないわけではない。

・食物繊維がとても大切。

・たんぱく加水分解物…分類上は“食品”、添加物でないので表示義務を免れる。Hターンの表示には“取りすぎにご注意ください”とあり。

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