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4/7(日)GMナタネ自生調査を実施しました

~ 「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」など、「遺伝子操作食品」に反対する運動 ~
GM(遺伝子組み換え)ナタネ自生調査は、全国規模で実施されている市民による調査活動です。
私たち生活クラブ愛知では、4/7(日)に組合員7人と事務局2人の9人で実施しました。
お天気が心配でしたが、暑いくらいの良い天気に恵まれ、満開の桜を楽しみながらの調査活動でした。 
結果は、「ラウンドアップ耐性」陽性(簡易検査にて)を示したものが2検体あり、
この2検はより正確な検査をするため「農民連食品分析センター」に送り、PCR 検査をおこないます。
【調査場所】

●愛知県東海市新宝町 県道 55 号線沿い


●調査ルート:天白大橋北から東海JCT手前

●:セイヨウアブラナの陸揚げ地点
【抜き取りの様子】
このように、黄色の蛍光ウインドブレーカーを着てアピールをしながら作業をします。場所は、定点観測の意味からも例年同じ場所です。「黄色い花」を目印に探し、「葉の形」「鞘の付き方」を見ながらメモをとりながら抜き取ります。
【簡易検査】
輸入されている遺伝子組み換えナタネは「セイヨウナタネ」です。
私たちは交雑の可能性を考慮し、「セイヨウナタネ」以外にも「カラシナ」「ハタザオガラシ」などを43か所から抜き取り、そのうち「8 検体」の簡易検査をおこないました。そのうちセイヨウナタネ2検体が、「ラウンドアップ耐性」陽性でした。

①「容器」に「葉」「水」を入れ、爪楊枝でしっかり潰します。
②潰したら「簡易検査紙」を入れ、しばらく置きます。
③「陽性」なら2 本、「陰性」なら1 本の赤紫の線がでます。
遺伝子組み換えナタネにはいくつかのタイプがあります。その多くは除草剤に耐性を持つナタネで、除草剤を散布しても枯れにくよう耐性遺伝子を組み込んであります。
「簡易検査」では、「ラウンドアップ」「バスタ」という2 種類の除草剤への耐性の有無を検査することで、遺伝子組み換えされたものかどうか調べます。
「ラウンドアップ」は、アメリカの企業・モンサントが開発した除草剤(農薬)で、その主成分は「グリホサート、「バスタ」は、 ドイツの企業・バイエルが開発した除草剤(農薬)で、その主成分は「グルホシネート」です。
【遺伝子組み換えナタネの自生調査とは】
日本はナタネの99%以上を輸入しています。また、そのほとんどをカナダから輸入。カナダではGM ナタネの栽培面積が8080%以上を占めているといわれています。
ナタネは、主に食用油加工用、飼料用として輸入されています。そのナタネが運搬時にトラックなどからこぼれ落ち、自然環境中で生育している可能性があります。このため、こぼれ落ち等が想定される主要なナタネの輸入港周辺とその周辺幹線道路を対象に調査を行います。

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